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真夜中のマーチ

狙うは10億円!

寄せ集まった3人の成り行きの強奪計画は予期せぬハプニングに四苦八苦!

物語の終盤から一気に加速していきそのまま突っ走る勢いに押し切られ、

緊迫させる中にも笑いを誘うようなコミカルさもあって軽快に読めました。

クライムサスペンスだけどプラス何かがついてくるような得した後味がありました。

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サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)

なんだこれ。

面白さ爆発してました。

沖縄に行ってみたくてしょうがないです。

綺麗な海で遊んだり、車の通らない道を自転車で

爆走してみたり(スクーターの方が気持ちいいかも)

自由を感じたくなります。

家族っていいな。兄弟っていいな。

兄弟に今更ですが、憧れます。
(ほんとは「兄弟喧嘩」とか小さい頃からの憧れです)

下巻になってからというもの、
なんといっても「父」がかっこよすぎです!

「楽園」を求めるために己を貫き通す背中に信念を感じます。

それに付いていく母も素敵です。

要は、姉の洋子も二郎も桃子もひっくるめてこの家族が好きになります。
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サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)

昼間も家にいる父は元過激派。

始めから一味違った話に興味津々です。

得体の知れない一風変わった父に、穏やかだけど素性の知れない母。

長男なのに「二郎」と付けられた少年の視点から

物語は面白く展開していきます。

大人は大人で大変なんだけど、

そういえば小学生の時は、その時なりに悩んだなぁって思いだいます。

友達と馬鹿やって、喧嘩しても寝て起きたら忘れて。

二郎はそんな自分の少年時代よりも断然過酷に見えるけど、

持ち前の開き直りで乗り越えていく様が、心地よいです。

下巻が楽しみだ!
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野球の国

ぼぉ〜っと読みました。

物語ではなく、おもしろ日記です。

たまには真剣に文字を追う目を休ませてあげてもいいかな。

「職業作家」奥田さんの自由さがでてます。

世の中に正直な人ってこんな感じの方なんでしょうか?

ララピポ

「ララピポ…」

読み終わったあと呟いた。

エッチな物語が満載ですが、話そのものがとてもとても面白いのです。

ストーリーの繋がりで、より先を読みたくなるし、期待をそのままに

面白さがあって一気に読んでしまいたい一品です。

一日で読み終えて、今日は満足です。

奥田さんはすごい!

ガール

世の中男だけが大変なんじゃない!

女性だって大変なんだ!

筆者の奥田さんは本当は「ガール」なのかって疑いました。

どんだけ考えたらこんなに女性視点で物語をかけるんでしょう?

仕事にひたむきでいたい女性。

ハンサムな新入社員に胸をときめかせる女性。

読んだ後思いました。

「やっぱり女性は強い!」

マドンナ

職場に移動してきた女性社員に課長が恋をする。

夢想にとらわれ嫉妬する。

これだけでこんなに面白く読めるなんて本当にすごいです。

その他のストーリーも

主人公は中間管理職の妻子持ちである男性の職場での物語りで

生々しく、それでいてなおかつ面白く描かれています。

気が付いたら読み終わってました。

延長戦に入りました (幻冬舎文庫)

奥田 英朗さんの視点からみる普段何気なくみているスポーツを
独特の感性で表現されています。

物事を客観的にみることの面白さに惹かれます。

「ボブスレーの2番目の選手って何をするの?」とか
「ボクシングを見ている観客に注目」など
何故そこに目がいくの?ってくらいいいところを
ズバズバついてきます。

ひとつひとつは短編でとってもお得に笑えます。

たまには物語ではなくてもいいかな!

町長選挙

「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」と続いて第三弾!

今回は読みながら、

「あ、これはあの時のアレだなぁ。」とか

「お、あったあったこんなこと。」っていう時代を思い出す要素もあって

話の筋以外でも楽しめました。

ちょっと伊良部のキャラが落ち着いてきけど、

その分マユミの個性が前に出てる場面もあり、

個人的には読みながらつい笑ってしまうことも多かったです。

こんな先生いたらやっぱ通って診察してもらいたいかも。

あれやこれや考えるのも全部きいてもらいたいなぁ。

邪魔〈下〉 (講談社文庫)

疑い始めたら後は転がっていく。

守ろうとしているものは?

目の前の現実から目を逸らさずに受け入れること。

加速する不安、孤独。

求めていた答えは本当にそれ?

「邪魔」じゃないですよね?

ふぅ。