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神様のパズル

人工受精によって生まれた天才少女・穂瑞沙羅華(ほみずさらか)。

一方、卒業すら危ういごく普通の大学生4回生・綿貫基一(わたぬきもとかず)。

全く接点のなさそうな二人が挑むのは「宇宙」。

物理学の話などちんぷんかんぷんで、文系の私にはその辺の話なんてもうさっぱり。

でも、この世界の始まりには興味が湧いてきます。

何故がたくさん集まって、それに挑んできた沢山の学者や偉人達。

数々の謎を解明してきた歴史があるものの、宇宙の始まりだけは完璧には解けていないみたい。

物理の側面からそれを解き明かそうとする穂瑞やゼミでの出来事などその他諸々を、

綿貫が日記をつけていく形で物語が進んでいきます。

宇宙は人間に作り出せるのか?

なんとも壮大すぎるテーマのもとでありながら、難しい物理の話ばっかりでなく

案外人間模様を描くことで知識からっきしの私でもなんとか読み終えることができました。

ただ謎が解けてすっきりって終わりでもないので、

読み終わりの読了感は人によってかなり違いそうでした。

物理が詳しい方が読むとどうなんでしょう?

その辺にちょっと興味があります。

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