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女たちは二度遊ぶ (角川文庫)

 以前読んだパレードのような異様さがあるのかと思いきや違った色のお話でした。

短編集で、各章が「〜の女」となっていて色んなタイプの女性が出てきます。

ある日突然住み着いて、またある日にいなくなっちゃうとか。

泥酔してたり、綺麗好きじゃなかったりとか、

幻想を抱くようなイイ女ばかり登場しないので面白味がありました。

ただね、「十一人目の女」はワケがわからないんです。

だからね。

誰かあの内容の真意を教えて下さいm(_ _)mペコリ
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パレード (幻冬舎文庫)

評価:
吉田 修一
コメント:読み終わり5分後にゾクッとする。そんなお話。
Amazonおすすめ度:

2LDKに共同生活をする男女4人にある時サトルという男娼が加わることから生じ始める変化。

この共同生活をする5人のそれぞれの視点から語られる日常を5話編成で読ませてくれます。

みんなちょっと変わってるなぁ、なんて思いながら読むんですが、

ふとまぁ普通ってこと自体どんなのかわからないもんだ。なんて気付いたり。

まだ一回しか読んでないのですがほぼ読み終わりまでは何がどう面白いのかわからなかった。

っていうか読み終わったときに面白いっていうかゾクっとしました。

淡々としたみんなの語りが余計に怖くなって「あぁ…これかぁ」と面白さが解った気になりました。

不思議なことにこうやってレビュー書いてる間にも思い出して更に少しゾクッとしてます。

初めて読む方は出だしから退屈に感じる方もいるかもしれませんが、

じっくり読んでいってみてください。

読み終わりにゾクッとするはずですから。

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