2022.06.07 Tuesday
2009.12.29 Tuesday
推定少女 (角川文庫)
読むぞ読むぞと思いながら気が付けば他の作品に寄り道をしてしまい。
遂に読んだこの一冊。
「推定少女」 著・桜庭一樹
今までに読んだ3作品
「少女七竈と七人の可愛そうな大人」
「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」
「赤×ピンク」
と同様に物語の主人公は女の子。
今回は10代の少女の逃避行物語でありました。
設定が微妙にSFっぽかったのか、途中混乱してしまったけど、これまた面白かったからOKです。
2009.12.24 Thursday
先生の作った皿が、マジで壷(ツボ)なんです。
今年は笑い飯が島田紳助審査委員長から前代未聞の100点満点を獲得するなど、
印象の強いネタが多かった大会でした。
個人的にはハライチというコンビを推していたのですが、
(○○のヤーツといったノリボケ漫才を主流としてる男男の2人組)
まだまだ若手、大舞台の重圧から出だしをミスするなどちょっと安定感を欠いてました。
それでも「水色のムック」などなど笑い所も多々あったし、
中盤以降盛り返してかなり笑いをとっていたのにちょっと感動しつつ、
来年の更なる躍進を期待する終わりとなりました。
まぁ、前の組が笑い飯で尚且つ渾身の“鳥人”ネタで爆笑を奪い取っていった後だけに
プレッシャーも相当なものだったんだろうと想像できますね。
本人達のネタ始めにも「CM挟んでよかった。CMがあってよかった」と言うほどでしたからね。
(とっさに出すだけナイスだと思えました。)
そして公式サイトより順位予想(1位2位3位)の三連単100万円に投票してましたが、
奇しくも1位ハライチ(贔屓目過ぎたかも)2位笑い飯3位敗者復活枠と予想し、
1位をパンクブーブーという結果。。。他はぴったんこだっただけに悔やまれます。
それにしてもパンクブーブーも良かった。
2つのネタが共に切れよしテンポよしだったので文句なしですね。
表題にも使った「先生の作った皿が、マジで壷(ツボ)なんです。」(最終決戦ネタより)が
もうハマッタハマッタ。
2009.12.22 Tuesday
キミノ名ヲ
長編・携帯小説。
鎌倉幕府と足利幕府の狭間の時代。
後醍醐天皇の皇子・護良親王をはじめとしたその時代を背景に広がる壮大な物語。
現代から700年も過去へとタイムスリップしてしまった桜井兄弟の長女・千鶴子と次男・大和。
同じ時代の別の場所へと飛ばされてしまった二人の視点から読む時代をじっくり堪能できました。
歴史の苦手な千鶴子と歴史の知識が深い大和。
この違いが物語に大きな展開を生み出しています。そこが面白い。
実際、歴史にはとんと疎いワタクシですが、その辺もけっこう詳しく説明されているので何とかクリア。
携帯小説も嵌るとえらいことになっていまいますね。
なにせ長い!
めっちゃ長いんですから。
でも、次へ次へと止まらない。(まるでかっぱえびせんの謳い文句のよう)
読み応えもバッチリで是非読んでみてはとお勧めします。
読みたい方はコチラから
2009.12.18 Friday
汗だくだく
2009.12.16 Wednesday
岡山にて
2009.12.14 Monday
フィッシュストーリー
伊坂幸太郎さんの短編集。
最近で一番読みたくなる作家さんの一人です。
基本文庫化を待つのでこの本が文庫化されてかなり嬉しい一冊。
(ちなみに今まで待ちきれなかったのはコレ!)
この一冊に
「動物園のエンジン」
「サクリファイス」
「フィッシュストーリー」
「ポテチ」と
それぞれ独特の個性が詰まってます。
私的に一番気に入った「フィッシュストーリー」。
あまり知られていないパンクバンドが作った最後のアルバムのある一曲から世界が救われるっていうこの上なく小さなきっかけからの壮大な展開。瀬川さんの「正義」への準備に感服。繋がっていくテンポが伊坂ワールド全開で既に読み返しました。
伊坂幸太郎といえばサブキャラにもストーリーがあるのが楽しみですが、サブキャラが別の物語での主人公だったりとサブキャラというのはどうもしっくりこないあたりが読み続けて楽しい理由の一つだったりします。
今回も「オーデュボンの祈り」「重力ピエロ」などなどのつながりを垣間見ました。
2009.12.07 Monday
天国はまだ遠く
2009.12.02 Wednesday
赤×ピンク
2009.12.01 Tuesday
星の王子様
(有名なのでそんなに改めていうほどでもないかもしれませんね)
内容は、飛行機が不時着した砂漠で途方に暮れているパイロットの前に現れた星の王子様とのやりとりを綴っている、といったものです。
大人ってやつは、とか、人間っていうのはほんともう、とかを王子様のお話から気付かされる。
実際理不尽ってことを知っていてもどうもすることなく、もしくはやむを得ず又は無理やりか諦めが入ってか時には自分を押し殺してでも行動しなければならないこともあったり。でも相互関係ある中で、思い遣る気持ちをもっていればある程度は寛大になれるってもの。
小さい頃の自分では面白味がわからず数ページ読んでやめてしまいましたが、改めて読みきれたことで多少なりとも以前より成長しているかもと自分で納得してみたり。
ただ、ページが進むごとに切なさ溢れたのはワタクシだけでしょうか?